すいかのひとりごと | |
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2009年 7月8日(酔) |
久しぶりに日本酒の店に行きました。 四谷三丁目の「和食と日本の酒 四谷三丁目 旬酒場 日がさ雨がさ」長い名前だな(笑)。 ネットで友人が検索した13軒(笑)からの厳選のお店。長野県出身のマスターセレクトの日本酒・焼酎・梅酒などが勢揃い。 男四人で4時間半ほど飲んで、約30,000円。 四谷三丁目にしてはちょいと高いかな。 雑居ビルの上、板張りの床に靴を脱いであがります。 つまみは、そう多くないですね。あんまり覚えてないなあ・・・。 酒は泡盛の「松藤」が美味かったですね。 『しめに、がつんと来る“ジン”みたいなやつください』とのわがままな注文で出て来たお酒。なかなかいい酒で、オーダー通りの感じでした。 結局皆で一杯ずつ(私は2杯)いただきました。 帰りしな大将に「近くじゃないので、なかなか来れないですね」というと「2・3ヶ月に1回でも来てくださいよ」との弁。なかなか、酒飲みをくすぐる言葉です。 再訪して、四谷のリストにいれましょうかね。 |
2009年 5月3日(土) |
「キヨシローが死んだっていうのに」 キヨシローが死んだっていうのに、 キヨシローがこの世から、いなくなっちまったっていうのに、 キヨシローの唄がもう二度と聴けなくなっちまったっていうのに、 街の雑踏は、昨日と変わりなく、 歩く人たちも、そんなことは無かったかのように、行き来している。
ストリートミュージシャンたちは、おかまい無しに自分の唄を唄うだけ。 キヨシローを、RCを、一曲でも唄ってみろよ。昨日のことなんだぜ、まさか忌野清志郎を知らない訳じゃないよな。
本屋の「音楽」コーナーも、何の変化も見られず、キヨシローの唄の弾き語り本もほかの本に混ざって棚に並べられたままだ。
黄色いレコードショップには、かろうじて、店の隅っこに急ごしらえのテーブルがもうけられ、古ぼけたDVDプレーヤーが昨年の「完全復活祭」の映像を流している。
キヨシローが死んだんだぜ。 もう新曲が聴けないんだぜ、RCサクセションのナンバーだって今の彼の口からはもう流れてこないんだぜ。
これでいいのかよ。日本一のロッカー、いやソウルマン忌野清志郎が亡くなった翌日だってのに。昨日だぜ。
街なかは、平然と、その知らせが無かったかのようにゴールデンウィークの一日を演じている。
そこに身を投じられない自分がいます。 まだ心の整理がついていません。まだ心がどこかに行ってしまったようで、胸にポッカリ穴があいたままです。 でも、ほんとに、ポッカリ穴があいた、っていう表現がそのとおりなんて、この歳になるまで感じたことがありませんでした。
俺に、もう少し時間をください。 まだ、あなたの死が受け入れられません。 誰かに話せば、もう少し落ち着けるのか、それとも泣き出してしまうのか、わかりません。
もう少し、このままでその知らせを受け止めさせてください。
2009年5月3日午後6時 |
2009年
5月2日(土) |
忌野清志郎 オフィシャルサイト「地味変」に掲載された『訃報』 |